回避について(1)
回避性パーソナリティ障害の場合、色々なことから逃げてしまうのですが、私のケースを書きます。
例えば、苦手な事や過去に不快だった事をしなくてはならない時、また未知・未経験なことをしなくてはらならないとき
ああなったらどうしよう、こうなったらどうしようと不安が次々と襲ってきます。そして
「あ〜怖い、もうダメだ、、、、やっぱやめよう」
「自分には無理だろうなぁ、やっぱり断ろう」
みたいな考えになります。
私の場合、こうなるとパニックみたいになってしまうので、認知療法的に考えかたを修正したり、それでも収まらない時は頓服で薬を飲んだりしてやり過ごすのですが、結局は不安に思っている事柄から逃げてしまいます。不安に思っていることに挑戦しないとか、辞めてしまうとかになってしまいます。
それが本当にハードルが高い事ならともかく、普通の人が普通にやっていることや、自分でも「出来なくはないよなぁ?」と思っていることからも逃げてしまうのです。
その後「やっぱりやってみたほうが、良かったのではないか?」とか「今、後悔して悩んだりしてるということは、自分の選択が間違っていたのか?」などなど後悔や、やめた事による不安などが頭の中に広がって来ます。
そしてそれを抑える為にまた認知の修正をしたりして、、、、
こんな事を繰り返し、気づくと何もしていないのに50年経ってしまいました。